スネコス注射で目の下のクマを改善!

スネコス注射は、肌に厚みやハリをもたらすことによって、目の下のクマやシワを改善できる治療法として注目されています。そこで、今回は、スネコス注射の特徴と効果 についてご紹介します。

スネコス注射とは?

スネコス注射とは、低分子ヒアルロン酸と6種のアミノ酸を独自の比率で配合したイタリア製の薬剤を皮膚の真皮層に直接注入し、コラーゲンとエラスチンの生成を促すことで、肌の弾力やハリを回復させる治療方法です。真皮にあるコラーゲンやエラスチンなどの細胞外マトリックスを、生理学的プロセスで再生させるアプローチ法はスネコス独自のものです。

スネコス注射の有効性と安全性は、さまざまな試験により証明されているため、CEマーク クラスⅢ(欧州安全基準適合の承認)を取得し、EUにおいては医薬品としての認可を受けています。

一般的なヒアルロン酸注射で使用される薬剤は、ヒアルロン酸同士を結び付けて体内に吸収されにくい処方にする「架橋」と呼ばれる処理がされています。架橋のためには、「架橋剤」と呼ばれる化学物質の使用が必要です。しかし、スネコス注射で使用される薬剤には、架橋処理がされていません。

化学物質を使用せずに生体内にある成分のみでつくられた薬剤のため、副作用やアレルギーなどのリスクが少なく、安心して治療を受けられます。従来のヒアルロン酸注射よりも粘度が低いため、不自然な仕上がりになったり、しこりができたりする心配もありません。

スネコス注射の効果

スネコス注射は、目元の血行不良が原因で毛細血管が薄く透けている青クマや、目の下のたるみが原因で目の下の脂肪が影をつくることによってできる影(黒)クマの治療に向いています。スネコス注射で目の下の皮膚に薬剤を注入して、コラーゲンやエラスチンなどの生成を促し、肌のハリや弾力をアップさせることで、改善を目指します。

また、目の下のクマ以外に口の周りのしわ、手の甲のしわ、首のしわなどの改善にも使われます。

スネコス注射には、スネコス200とスネコス1200の2種類があります。低分子量のヒアルロン酸を含有しているスネコス200は、顔全体、目元、目袋、首、胸元、手の甲の肌にハリや弾力を出し、小じわや質感を改善します。中分子量のヒアルロン酸を含有しているスネコス1200は、深いしわやダメージが大きく萎縮した皮膚、頬のこけ、ほうれい線などに使われます。

スネコス注射の効果の持続期間は、6〜9ヶ月程度といわれており、施術後120時間程度経過すると、肌のコラーゲンやエラスチンの量が増えるため、効果が見えやすくなります。1回の施術でもある程度の効果は見られますが、複数回の治療を受けることで、より効果が発揮されます。

そのため、目の下のクマの改善であれば、2週間に1回の間隔で4回ほど受けると良いとされています。施術が終了した後も、メンテナンスとして6ヶ月に1クールペースで施術を受けると、効果が持続しやすくなります。

まとめ

スネコス注射は、メスを使わず自然な仕上がりになるので、クマをはじめ、シワやほうれい線といったエイジングサインの改善におすすめの治療法です。ただし、短いですがダウンタイムがあり、施術を受けられない方もいるので、デメリットや副作用などもしっかり理解したうえで、施術を受けるかどうか検討することが大切です。