ポテンツァとは?さまざまな肌悩みに効果が期待できる!

ポテンツァとは、マイクロニードルRF治療器の一種ですが、ダーマペンやほかのメジャーな美容医療の治療器や施術と比べるとあまり知られていません。そこで、今回は、ポテンツァの特徴をご紹介します。

ポテンツァの特徴

ポテンツァとは、Jeisys社で開発されたマイクロニードルRF治療器を使った施術です。無数の極細な針で肌に穴を開け、ポテンツアを使ってラジオ波で熱エネルギーを注入します。その結果、コラーゲンの生成を促すというものです。

ポテンツァには大きな特徴が4つあります。

1つ目は、針が抜けると同時に、空気の力を利用して薬剤を注入する「ドラッグデリバリーシステム」を採用していることです。これにより、速やかに多量の薬剤を肌の奥深くまで均等に届けることが可能です。

2つ目は、痛みを軽減する工夫があることです。ポテンツァは、針の深さと量、針を刺すスピードが調整可能なので、ひとり一人の状況に合わせることができます。また、皮膚を吸引しながら針を刺すので、摩擦を小さくすることができます。これにより、痛みを軽減できるのです。

3つ目は、多彩なチップでさまざまな肌悩みに対応できることです。チップとはポテンツァの先端に取り付ける、針がセットされた部品です。ポテンツァに使用するチップは、治療目的によって4つに分けられ、同じ種類のチップでも、針の量や長さに違いがあり、合計11種あります。そのため、ひとり一人の肌悩みや症状、肌質によって最適なチップの選択が可能です。逆に選択肢が多い分、施術者の技量で効果や副作用が異なります。

4つ目は、塗布できる薬剤が豊富にあることです。主な薬剤には、ニキビ跡の凹み、瘢痕、すり鉢毛穴、凸凹毛穴におすすめの「McCoom」、肌のハリと弾力性を高め、特に目元や口元のシワの改善におすすめの「コラーゲンブースターPCL」、エイジングケア全般におすすめの「BENEV」、開き毛穴、ニキビ予防、小じわにおすすめの「ボトックス」、小じわの改善や肌のキメ、つやアップにおすすめの「スネコス」があります。

ポテンツァとダーマペンの比較

ポテンツァとダーマペンの違いは、簡単に言うと、有効成分の浸透方法にあります。ポテンツァは、ダーマペンにRFが組み合わさった治療なので、針先からRFを照射して薬剤を直接注入します。一方、ダーマペンは薬剤を塗布します。だから、ドラッグデリバリーシステムによってしっかり肌の最深部へ成長因子などを含む薬剤を届けられるポテンツァのほうが、より高い効果を発揮できます。ダーマペンで効果が実感できなかった人にとっても、ポテンツァは有効な治療手段のひとつだといえます。

ポテンツァの方がダーマペンより費用は高いですが、ダーマペンより少ない回数で効果が実感できます。また、施術時の痛み、施術後の赤みや出血が多少見られますが、ダウンタイムもポテンツァの方が短いこともメリットです。

まとめ

ポテンツァは、その特徴やメリットから、ダーマペンの進化型治療ともいえます。さまざまな肌悩みに効果が期待できるので、興味のある方は、効果やメリットだけでなく、デメリットもしっかり理解して、検討してみてください。